さぎしまファンclub
新型アートカレッジ・東京芸術学舎が企画・展開する公開講座「ふるさとという最前線」。
コミュニティーデザイナー・山崎亮さん、陶芸家/京都造形芸術大学教授・松井利夫先生のご指導の下、十年後のふるさとを守るべく学びを深めていくこの講座の中で、私たち「ふるさとレンジャー」は結成されました。
自分たちの小さな力で、島に対して何ができるのかも思い至らぬまま、その講座の一環で佐木島を訪れた私たちは、島の方々のからりと明るい「おもてなし」を受けて、ああ、そうか、と思いました。
島のふところは、深い。一方的に何かをするんじゃなく、一緒になって楽しみながら、喜び合うー。
それが大切だということ。
そうして見えてきた、島が持つ「たからもの」、変わらずにそこにある「彩り」の数々。
島の方々と楽しく島を巡り、語られる島の物語に耳を傾け、そして、夜には共に気持ちよく酔いながら、そうして、いつしか佐木島は私たちの第二の「ふるさと」になっていました。
島の方々、そして、佐木島を愛する島外の人たちから、島の「彩り」を教えてもらい、私たちはその「彩り」を一枚一枚たいせつに飾っていきました。
そうして実現したのが、『島★彩発見!フォトコンテストinさぎしま』なのです。島の方々、関わってくれたみなさん、本当に、ありがとう。
「さぎしまのアルバム」あとがきより